2013年3月にオープンした「よこすかポートマーケット」(同市新港町)に、アスファルトの温度上昇を抑える効果がある新たな工法の路面表示を施工した。普及させることで、建設現場から温暖化対策に寄与しようと挑戦している。
同マーケットの建物入り口へ通じるスロープのすぐ手前。鮮やかな青地に白の車いすマークが通行人の目に留まる。
弊社が取り入れた「スレム工法」と呼ばれる技術だ。主流のペンキ塗料とは異なり、主な原料に白セメントと細かい石を使う。アスファルトのわずかな空洞を埋めて、太陽熱がたまるのをできるだけ防ぐ。さらに、カラー塗装で温度の上昇を格段に抑えられる。夏場に60度まで上がるアスファルトだけの場合と比べ、10度以上も低くする効果が認められる。